SeaArtでNSFW画像を生成すると、ピンクぼかしや「見れない」問題に直面していませんか?
このガイドでは、SeaArtのNSFWフィルターの仕組みと、無料のComfyUIを使ったフィルター解除の裏技を徹底解説。ピンクや青のグラデーションを回避し、生成コストを無駄にせずスムーズに画像を作る方法を紹介します!
SeaArtでNSFW画像が見れない?ピンクぼかし問題の原因
SeaArtでNSFW画像を生成しようとすると、ピンクや青のグラデーションで画像が見れない、または目のアイコンが表示されて閲覧が制限されたりします。
この原因は、SeaArtのコンテンツフィルターが過激なコンテンツ(特に性的表現や子供に関連する画像)を検知し、自動で制限をかけるためです。以下、フィルターの種類とその仕組みを詳しく解説します。
フィルターの種類:目のアイコンとグラデーション
「目のアイコン」で解除できるぼかし

中軽度なNSFWコンテンツに対して適用。アイコンをクリックすれば閲覧可能ですが、コミュニティへの投稿は不可能。このフィルターはユーザー自身で簡単に解除できるため、大きな問題にはなりません。
ピンクや青いグラデーション

過激なNSFW画像(特に子供に関連する二次元・三次元コンテンツ)に適用され、完全に閲覧不能。生成コストが消費されるため、ユーザーにとって損失が大きいです。
なぜアプリ版はNSFW生成が厳しいのか
Web版に比べて、アプリ版は完全に生成ができないようになっています。これは技術的な問題ではなく、アプリストア(Google PlayやApp Store)が成人向けコンテンツを許可していないため。
処理的にはアプリ側で強制的にグラデーションフィルターがかかってるだけなので、アプリで生成したものもWeb版にアクセスすれば普通に見れるケースが多いです。
ComfyUIでNSFWフィルターを無料で回避する方法
SeaArtのNSFWフィルター問題は、ComfyUIで回避するのが最も効率的です。それは次の3つの理由から成り立ちます。
このセクションでは、Image Tile Offset (mtb)やInvert Imageノードを使った具体的な回避方法を解説します。Createメニューの「ComfyUI FREE」から今すぐ始めましょう!

Image Tile Offset (mtb)で画像をタイル状にする
Image Tile Offset (mtb)ノードは、画像をタイル状に分割し、配置をずらすことでフィルター回避を期待できます。
たとえばtilesX=2、tilesY=2に設定すると、画像を4つのエリアに分け、対角線上に再配置されます。これでよくわからない過激でない画像と判断してもらえます。



このノードはSave Imageの直前に配置します。本来はテクスチャ作成にも使われるノードでしょうか。
Invert Imageで色を反転させる
Invert Imageノードは、画像の色を反転させてフィルターを回避するシンプルかつ効果的な方法です。色反転により、コンテンツを安全と判断されやすくなります。
Image Tile Offset (mtb)がなくてもこちらだけで十分な効果があります。

反転後の画像は、後でInvert Imageを再度適用すれば元に戻せます。Load Imageで読み込めないものはあらかじめ反転させておくとよいです。
NSFWプロンプトがブロックされる時の対処法
SeaArtでNSFW画像を生成する際、たまにプロンプトに含まれるワードがブロックされ、空欄になってしまいます。
例:1girl, sex, pov → 1girl, , pov
これでは思い通りの画像が生成できませんね。そこでReplace Text _Oノードを使ってプロンプトの復元方法を解説します。
Replace Text _OでNSFW関連ワードを復元
Replace Text _Oノードは、設定されたルールでテキストを置き換えます。
- 入力欄:se@x
- old:@
- new:[空白]
これは間の@を削除して、sexと入力したのと同等の効果を発揮できる例です。

ComfyUIが正常ならそもそも弾かれないので、頭の片隅に置いておいてください。
Lovableでタイル化させた画像を元通りにする

タイル化や反転を経た画像は、人間が手動で戻すと面倒です。
そこでLovableを使ってバラバラを元通りにするツールを作りました。これは非常に簡易的な出来で、また差し替えるかもしれません。

まとめ
SeaArtでNSFW画像を生成する際、ピンクぼかしや見れない問題を回避する方法を解説しました。
一番フィルターに悩まされないのはローカル環境ですが、ComfyUIを活用すればスペック不問です。是非この機会にSeaArtから実行してみてはいかがでしょうか?



