ComfyUIを使ってLoRAを活用している皆さん、ノードを毎回一つずつ接続していませんか?

これを繰り返すと、ノードがどんどん増えて見づらく、管理が面倒になります。さらに増やしていくとなったら、もう見てられません。
そんな悩みを解決してくれるのが「CR Apply LoRA Stack」ノードです。
CR Apply LoRA Stackとは?
「CR Apply LoRA Stack」は、ComfyUIの拡張ノード群「Comfyroll Nodes」に含まれている機能で、複数のLoRAを一括で適用できる高機能ノードです。
凝った画像生成にふさわしい管理と適用を可能にします。
導入方法(ローカルComfyUIに追加)
ローカル環境で手動インストールするなら、GitHubからComfyroll Custom Nodesを取得し、ComfyUI/custom_nodes/ に配置します。
custom_nodesフォルダのアドレスバーでcmdと入力してコマンドプロンプトを起動。
git clone https://github.com/Suzie1/ComfyUI_Comfyroll_CustomNodes
あとはインストール後にComfyUIを再起動してください。
CR Apply LoRA Stackの使い方
ワークフロー構成イメージ
下図が、二つのノードを使ったワークフローの一例です。

① Checkpoint(ベースモデル)をロード
- Load Checkpoint ノードでベースモデルを読み込みます。
- この例では WAI-NSFW-Illustrious-SDXL-v14 を使用しています。
- 出力されたMODELとCLIPを次のノードに接続します。
② 使いたいLoRAをまとめて設定
- lora_name_1, lora_name_2, lora_name_3 にお好きなものを入れます。
- それぞれ個別に以下を設定できます。
- switch: 使用するかどうか(On / Off)
- model_weight: モデル側の強度(例: 1.0)
- clip_weight: CLIP側の強度(例: 1.0)
一部を使わない場合「Off」にすれば、スタックに追加しておきつつ無効化できます。
③ あとはそのままつなぐだけ
入力には①,②のノードの出力をそのままつなぐだけなので特別難しくありません。あとはshow_helpは無視でいいので、MODEL,CLIPをプロンプトやKSamplerへ。
さらにノードを増やしたいときは
インプット側にlora_stackが用意されているので、複数個CR LoRA Stackを連結させましょう。そうすれば、同時に適応できる数が6個,9個と増えていきます。
また類似ノードに「LoRA Stack JK」もあります。

こちらは1つで6つを完備して機能も少し増えていますが、縦に長いなどの欠点があります。レイアウトや量を鑑みて使い分けていきましょう。
GitHub – jakechai/ComfyUI-JakeUpgrade: ComfyUI workflow customization by Jake.
まとめ
今回紹介したノードは、ComfyUIで表現強化や画質向上を狙う人とって便利な整理ノードです。ノードを一つ一つ追加する手間を省き、よりスマートに管理しましょう!
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